ほかにも…
寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚めてしまう。
理由もなく怒りっぽくなったり、気分の浮き沈みが激しくなり、人間関係に影響が出ている。
更年期以降に身体の痛みが増し、ストレッチやマッサージでは改善しなくなった。
これまでと同じ食生活なのに体重が増えたり、むくみが取れにくくなった。
気力が湧かず、これまで楽しめていたことにも関心が持てなくなってきた
婦人科疾患に効果の高いツボに加えて自律神経を整える施術を行います。
おだやかでバランスの取れた体調になり、つらい症状を改善します。
50代女性、事務職、金沢市在住
ホットフラッシュ(のぼせや発汗)と不眠
50代になってから、突然始まったホットフラッシュと不眠に悩まされていました。
一日に何度も襲ってくるのぼせと大量の汗で人前に出るのが億劫になり、夜も熟睡できず、日中はいつも疲れ果てていました。
わらにもすがる思いで鍼灸治療を受けてみることにしたのですが、
初めての施術後、体が軽くなり、その夜は久しぶりにぐっすり眠ることができました。
驚いたのは、治療を続けるごとにホットフラッシュの頻度が減り、心も落ち着いてきたことです。
自宅で教えていただいたツボを押すセルフケアも効果的で、少しずつ「自分らしさ」を取り戻せたように感じています。
今では、以前のように旅行やランチも楽しめるようになり、心身の調子が整うことの大切さを実感しています。
鍼灸を試して本当に良かったと思っています。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
60代女性、主婦、金沢市在住
イライラ感と倦怠感
60代に入り、イライラが止まらず、何事にも集中できない日々が続いていました。
病院では更年期の症状が続いているといわれましたが、お薬の治療にいろいろ制約があるらしく十分な処置をしていただけず困っていました。
午後になると身体が重だるく、倦怠感で家事や趣味も思うように進まず、毎日がしんどかったです。
友人に勧められて鍼灸治療を受けることにしましたが、初回の治療で驚いたのは、施術後のスッキリ感でした。
施術を続けるうちに、イライラすることが減り、気持ちが穏やかになっていくのを感じました。
特に、午後の倦怠感が軽くなり、晩ごはんの支度が苦労することなくできるようになったことがうれしかったです。
先生から教えていただいたツボにお灸をするケアもつづけています。
鍼灸のおかげで心と身体のバランスが整い、少しずつ元気を取り戻せました。
「年だから仕方ない」と諦めなくて良かったです。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
40代後半女性、パート、金沢市在住
動悸と情緒不安定
更年期に入った頃から、突然の動悸や不安感に襲われることが増え、眠れない日々が続いていました。
「こんな状態がいつまで続くのだろう」と思うと不安で、何かしなければと考え、鍼灸を受けることにしました。
最初は少し緊張しましたが、施術は全く痛くなく、心地よい刺激でリラックスできました。
続けていくうちに、動悸が減り、不安感も和らいできたのを実感しました。
何よりも夜にぐっすり眠れるようになったことが本当に嬉しいです。
今では気持ちが落ち着き、日常生活を楽しむ余裕ができました。
自宅でできるストレッチなども教えていただき、継続して実践しています。
鍼灸治療は、心身の不調を自然に整える力があると実感しました。
試して本当に良かったです。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
鍼灸は、体内のエネルギー(気)と血液の流れを促進し、ホルモンのバランスを整える手助けをします。
これにより、更年期特有のホットフラッシュや発汗、疲労感などの症状を軽減することが期待できます。
更年期障害は、自律神経の乱れが原因となることが多いです。
鍼灸治療は、ストレス軽減やリラックス効果をもたらし、自律神経の調整をサポートします。
これにより、不眠やイライラ、動悸などの症状が緩和されることがあります。
更年期には肩こりや腰痛、頭痛などの身体的な症状が現れることがあります。
鍼灸は筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで痛みの軽減に寄与します。
更年期障害には、気分の落ち込みや不安、イライラ感といった精神的な症状も含まれます。
鍼灸にはリラックス効果があり、心のバランスを取り戻すためのサポートとして有効です。
鍼灸治療で更年期症状を対応した場合、改善が見込まれる期間は症状の程度や個人差によりますが、一般的には以下のように考えられます。
目安期間: 3~6か月以上
概要: 症状が強い場合は、週に1~2回程度の集中した治療を行いながら、自律神経やホルモンバランスを整えるための継続的なアプローチが必要です。
症状の緩和が見られるまでに数週間かかることもありますが、長期的には根本的な改善を目指せます。
目安期間: 1~3か月程度
概要: 週1回の治療を基本に進めます。
初回から数回の治療で症状が軽減することが多く、1か月を過ぎた頃から症状の改善を実感できることが一般的です。
この期間中にセルフケアを取り入れることで、効果の定着が期待できます。
目安期間: 数週間~1か月程度
概要: 症状が軽い場合は、2週間に1回程度の治療から始め、体のバランスを整えることを重視します。
早い段階で改善を感じることが多いですが、継続的に治療を受けることで再発予防や体質改善が期待できます。
改善期間は症状の種類(ホットフラッシュ、不眠、イライラなど)や患者の体質、ライフスタイルによって異なるため、個別にプランを立てます。
自宅でのセルフケア(ツボ押し、お灸、生活習慣の見直し)を併用すると、治療の効果がより早く現れることが期待できます。
定期的な経過観察と患者さん自身の意識改革も、改善のスピードを左右します。
軽症は比較的早く改善しやすいですが、中等症以上のケースでは体質改善を含む長期的なアプローチが必要となります。
【現代医学的説明】
更年期障害は、閉経前後に女性ホルモン(特にエストロゲン)が急激に減少することで発生します。
ホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を与え、心身にさまざまな症状が現れることが原因です。
また、ストレスや生活習慣、加齢による体力の低下も症状を悪化させる要因となります。
【東洋医学的説明】
東洋医学では、更年期障害は「腎虚(じんきょ)」が主な原因とされています。
「腎」は生命エネルギーの源であり、成長・発育・老化を司る臓器と考えられています。
加齢に伴い「腎」の機能が衰えることで、全身の気・血・水のバランスが乱れ、症状が現れるとされています。
また、気滞(ストレスによる気の停滞)や陰陽の失調も関与しています。
【現代医学的主な症状】
身体的症状: ホットフラッシュ、多汗、倦怠感、冷え、肩こり、頭痛、関節痛、動悸、めまいなど。
精神的症状: イライラ、情緒不安定、不安感、集中力の低下、抑うつ、不眠。
症状の程度は個人差が大きく、軽度の不調から日常生活が困難になるほどの重度の症状までさまざまです。
【東洋医学的主な症状】
腎虚による症状: ほてり、耳鳴り、腰や膝のだるさ、冷え、脱力感。
気滞による症状: イライラ、胸苦しさ、ため息、のどの詰まり感。
血虚(血の不足)による症状: めまい、動悸、肌の乾燥、不眠、抜け毛。
陰陽失調による症状: ホットフラッシュ(陰虚)、冷え(陽虚)、精神不安など。
【現代医学的治療】
ホルモン補充療法(HRT): エストロゲンやプロゲステロンを補充し、ホルモンバランスを整える治療。
薬物療法: 漢方薬、抗うつ薬、自律神経調整薬などを症状に応じて使用。
生活習慣の改善: 適度な運動、バランスの取れた食事、ストレス管理。
カウンセリング: 精神的なサポートを提供し、不安や抑うつに対処する。
サプリメント:プラセンタ、エクオールなど
【東洋医学的治療】
鍼灸治療: 気・血・水の流れを整え、自律神経やホルモンバランスを調整。主に腎の補強や気滞の解消を目的とします。
主なツボ: 「関元(かんげん)」「腎兪(じんゆ)」「三陰交(さんいんこう)」「太谿(たいけい)」など。
漢方薬: 症状に応じて処方される。例えば、ほてりには「知柏地黄丸」、冷えには「八味地黄丸」など。
食養生: 腎を補う黒い食材(黒ごま、黒豆、黒きくらげ)や、陰陽のバランスを整える温性の食材を摂る。
気功・太極拳: 身体のエネルギーの流れを整えることで、心身の調和を図ります。
現代医学と東洋医学では、更年期障害の原因や治療法の捉え方に違いがありますが、いずれも患者の症状や状態に合わせたアプローチを取ることが重要です。
両者をうまく組み合わせることで、より効果的なケアが期待できます。
鍼灸治療は、薬を使わない自然療法として、身体が本来持つ治癒力を引き出すことを目的としています。
そのため、副作用が非常に少なく、安全性が高い治療法として知られています。
特に、更年期のように長期的なケアが必要な場合でも、心身に優しい選択肢としておすすめです。
鍼灸は、東洋医学の「全体観」に基づいています。
局所的な症状だけでなく、身体全体のエネルギー(気)や血液の流れを整えることで、根本的な改善を目指します。
例えば、更年期障害のホットフラッシュだけでなく、不眠やイライラ、倦怠感といった関連症状も同時にアプローチすることが可能です。
また、患者一人ひとりの体質や生活習慣に合わせたカスタマイズ治療を行えるため、個別のニーズに応えられる柔軟性があります。
鍼灸治療は、単発の効果だけでなく、継続的な施術によって身体の根本的な体質改善を図ることができます。
更年期障害の場合、ホルモンバランスや自律神経の乱れが症状の原因となるため、これを徐々に整えることで長期的な健康維持が期待できます。
また、定期的に治療を受けることで、冷え性や肩こり、疲労感など慢性的な不調が改善し、より快適な日常生活を送るための土台が作られます。
鍼灸治療では、施術後も自宅でセルフケアを続けることで、治療効果を高めることが可能です。
たとえば、治療で刺激したツボを指圧やお灸で自分でもケアすることで、鍼灸の効果を維持しやすくなります。
特に更年期のように症状が長引く場合、あなた自身が日常生活に取り入れられるセルフケア法を知ることで、心身の状態をより良く保つことができます。
これにより、あなた自身が健康維持の主体となる意識が育まれる点も大きなメリットです。
セルフケアの方法は当院で指導いたします。
鍼灸治療は、副作用が少ない安全性や全体的なバランス調整、そして長期的な体質改善を目指せる点で、更年期障害のケアに適した治療法です。
また、自宅でのセルフケアを併用することで、治療効果を最大限に引き出し、患者の生活の質を向上させることが期待できます。
自然な形で健康を取り戻したいと考える方にとって、鍼灸は理想的な選択肢です。
来院前のよくある質問と心配への対応
患者の不安:
「鍼が痛そう」「刺すことに抵抗がある」「怖いけれど、我慢できるのか」など、初めての鍼灸に対する恐怖心があります。大丈夫ですか?
当院の対応:
初回のカウンセリングで鍼や使用する用具について説明いたします。
納得いただけたら治療を開始します。
また、刺した瞬間に感じるチクっとした感覚はすぐに消えます。
リラックスできる治療環境でおこないます。
実際に使用する鍼をお見せします。
患者の不安:
「鍼は使い回しじゃないか」「感染症の心配はないのか」といった衛生面はどうでしょうか?
当院の対応:
鍼はすべて使い捨て(ディスポーザブル鍼)であり、治療器具も衛生管理を徹底しています。
消毒手順を説明いたします。
患者の不安:
「本当に症状が改善するのか」「どのくらいの期間で効果が出るのか」など、治療の成果に関する疑問がありますが、いかがでしょうか?
当院の対応:
治療計画をしっかり説明します。
「軽症の場合は数週間、中等症や重症の場合は数か月の治療が必要」など、改善に向けた具体的な見通しをご説明します。
また、実際の症例や患者さんの体験談で効果を説明します。
鍼灸は即効性が期待できることもありますが、基本的には体質改善を目指すため継続治療が大切です。
患者の不安:
「鍼灸治療で体調が悪化しないか」「副作用がないか」といった安全性に懸念があります。
当院の対応:
鍼灸は自然療法であり、副作用はほとんどありません。
むしろ自律神経やホルモンバランスを整える効果があります。
治療後にだるさや眠気を感じることがありますが、これは体がリラックスした証拠であり、心配ありません。
患者の不安:
「服をどの程度脱ぐのか」「プライバシーは守られるのか」といった施術時の配慮について、女性から質問されました。
当院の対応:
どうして服を脱ぐのかの説明をいたします。
必要最低限の肌だけを出し、タオルやガウンで配慮します。
脱衣の際は治療者はカーテンの外に出ていますので終わったら声をかけてください。
患者の不安:
「どのくらいの費用がかかるのか」「保険適用されるのか」などの経済面での心配があります。
当院の対応:
来院前にホームページなどで確認をしていただきます。
当院は自費治療専門で保険診療をしておりません。
お支払いはカードや各種タッチ決済が可能です。
患者の不安:
「どのくらいの頻度で通えばいいのか」「仕事や家庭の事情で続けられるか」という不安があります。
当院の対応:
患者さんの生活スタイルに合わせた通院プランを提案(週1~2回からスタートし、改善に応じて頻度を調整)します。
短時間で済む施術プランも用意し、忙しい方でも通いやすい環境を提供します。
できるだけ早くよくなるよう計画を立てますが、仕事の都合や経済的状況に考慮いたします。
通院できなくても自宅でセルフケアをしていただくことで治療頻度を計画します。
患者の不安:
「自分でセルフケアがうまくできる?」「継続できるでしょうか」
当院の対応:
簡単なツボ押しやお灸の方法を実演し、わかりやすい説明書をお渡しします。
「1日数分でできるセルフケア」で無理なく取り組める内容を提案します。
〇施術はどのような服装で受ければいいですか?
動きやすい服装が望ましいのでTシャツや短パン、ジャージーをご用意ください。
〇駐車場はありますか?
当院には3台分の駐車場があります。
建物向かって左側をお使いください。あいてない場合は右側をお使いください。
〇土日も営業していますか?
はい、土曜日も平日同様19時受付、日曜は9:00~12:00受付、祝日は不定休です。
研修会等でお休みすることがあります。
事前にお電話かLINE(@458pdwwbを検索)ネット予約でご確認ください。
更年期障害は人生の最も充実した期間にあらわれるつらい症状です。
子育てがひと段落しさあこれから楽しむぞというときに起こってきます。
体調の激しい変化に日常生活もままならなくなります。
当たり前にできていたことができない場合もあります。
更年期は誰にでもやってきます。
この期間を穏やかに過ごすことができればあとに続く老年期も乗り切れることでしょう。
避けては通れないのであれば受け入れてやり過ごす、そのために鍼灸治療を利用してみてはどうでしょうか。
これを機会に健康について考え直してみることも大事だと思います。
若くはないけれど、まだ若い。
まだまだこれから楽しいことがいっぱいあると信じてからだづくりをしていきましょう。